サバゲーやってる奴なので電動ガン用のバッテリーを持ってるらしいのです。今回の依頼はそれを親バッテリーにして携帯のリチウムイオンを充電したいとのこと。普通のエネループのやつとか持ってるらしいのですが、すぐに切れてしまうのでいっそのこと、2000mAhある電動ガンのバッテリーにしたいということです。電動ガンのバッテリーはニッケル水素の7セルらしいので8.4Vですね。
充電回路は携帯に入ってるので、5Vを充電コネクタにかけたらOKです。
問題は僕は電源回路に詳しくないので、こういう時にはスイッチングのDC-DCコンバーターで作るのが効率もいいし、小型だしいいのでしょうが、あいにく僕は電子回路については深く知らないので、使いなられた3端子レギュレータ7805を使って5Vに降圧したいと思います。
7805の回路については、他の色々なサイトで紹介されてます。めっちゃ簡単なんですけどね。
今回は220uFの電解コンデンサを入力と出力に3端子レギュレータの近くに0.1uFの積層セラミックコンデンサを配置し、動作確認用のパイロットランプをつけときました。
auの充電コネクタですが、
ダイソーで買ってきたこのケーブルをニッパーで切断します。中から赤と黒のコードが出てきたので、それを使って
こんな感じでできました。(なんか場所が余ってるけど気にしない。今回はいつものよくわからん安物の基板ではなくサンハヤトのガラエポ使ったのでめっちゃ配線しやすかった)
いつもは部品箱になくて付けない放熱板をちゃんと買ってつけてあります。これによって7805が最大1.5Aまで流せるようになるはず・・・
パイロットランプは3端子レギュレータの出力側に150Ωの抵抗入れて光らせてます。
手元にあったリポをつないで、家族で唯一au持ちの母親の携帯に差してみたらちゃんと充電できました。
電圧をテスターで測ってみると、5.02V 結構綺麗ではないでしょうか?いつもより綺麗に出てる気がします。(コンデンサの容量がいつもよりでかいからか?)
しめて500円ほどでできました。
あーいつものことですが、製作、使用は自己責任でお願いします。
追記 3/17:かなり3端子レギュレータが発熱します。7805の動作耐熱温度の限界は85°Cです。それを超えてることはないとはおもいますが、熱伝導性を上げるために、3端子レギュレータと放熱板との間にシリコングリス(CPUクーラーを取り付けるときに使うやつでいいと思います)を塗ったほうがいいでしょう。自分も先ほどICを外して塗っておきました。もしくはケースを金属製にしてそれ全体を放熱板替わりにするとか。その際にはショートに注意です。